2017年2月24日金曜日

イミテーションゲーム


イミテーションゲーム ごぞんじですか?



第二次世界大戦中の天才数学者の話なのですが、

戦争に 数学?

戦争はないほうがいいに決まっている。
でも 歴史の教科書は
争いごとの履歴書 といってもいいくらい
戦争の記憶が載っています。

ほとんどの人は 生まれる時代生まれる場所は選べないはず。

それでも 今現在から 過去を振り返ってみると
なくてはならない
偶然ではなく 必然だったんだ と思えるような出来事があったりします。

大切な人との出会い

時には 苦い経験 失敗。



この映画の主人公 アラン・チューリングは

まさしく 今のコンピューター社会を築くには
必要不可欠な存在 だったのだと、

必然

戦時中 この人のつくったマシンが
今のコンピューターの考えのもとになっているのだとか??

   

お気に入りの 映画の一つです。



さてさて 話は映画とは少し変わりますが、

家の間取りを考える時 少し必然を感じることがあるのです。

チューリングのような大それたことではないのですが、

何もない土地に 太陽の動き 風のふく方向を気にして
家族の動線 生活スタイル を考え
趣味趣向を くわえていく

そうして 何度も何度も考えて消して書いて消して

悩んで試行錯誤してできたはずの家なのに

完成した佇まいをみると 

そこにあるべくしてある

自然な佇まい。 

そんなふうに感じることがあります。


悩んで 迷って 楽しみながら 目的地へ向かう。



家づくりも  人生も 

似ているな。

そんな気がします。














2017年2月3日金曜日

結婚前には両目を大きく開いて見よ.......



丁度良い というものが誰にもあると思います。

人と人が お付き合いするときの距離だったり、

話 をするときの距離、

話す間合い しぐさ 表情、

趣味 思考 などなど

色んなものが ちょうど良いバランスで存在した時に

はじめて

その空間が心地よい空間にかわる。



建築も同じで

どれかが 欠けていたり 

なにかが 加わりすぎていても

その空間にはならなくて 同じ場所でも 居心地の悪いものに変わってしまう。

昨日までは良かったのに

なんか違う...




空間はとてもナイーブだ。





近すぎず 離れすぎず、

壁が真ん中にあることで 

丁度良い リビングとキッチンの関係に。

形は違うけれど、

なんとなく 良い夫婦の関係に似ているような??




・・・・ふと こんな言葉を思い出しました。


「結婚前には両目を大きく開いて見よ。
結婚してからは片目を閉じよ。」

by トーマス フラー


当時は ぷぷぷっ と 少し笑うくらいでしたが、

今となっては 妙に納得してしまう、、、


実は  丁度良い言葉だったのだと、

気づかされた 今日この頃です。